検査データと表示(IDD)モジュール

この記事では、検査データのインポート方法について説明します。検査データとは、特定のテーマ(例:錆、熱など)に関してシーンを表す解析画像です。このモジュールを使用すると、他のツール、ソフトウェア、プラットフォームで実施した錆やサーマルなどの解析結果で色付けされた360°パノラマ画像をインポートできます。


権限:リアリティデータをアップロードまたは削除の権限を含む役割を持つユーザーは、検査データのインポート、編集、削除ができます。


目次


インポートされた検査データの例


注:IDDはTWINエディションでのみ利用できます。BIMエディションのユーザーはこの機能を利用できません。


アップグレードの詳細については、sales@cintoo.comまでお問い合わせください。

BIMエディションとTWINエディションの詳細をご確認ください。


前提条件:360画像の処理


Cintooに検査データを取り込むには、次の3つの手順が必要です。


手順1:解析を実行するための元のパノラマ画像と点群を入手します。このデータはCintooから入手するか、元のデータがある場合はそれを使用します。


手順2:パートナーのソフトウェアまたはプラットフォームで解析を実行し、解析結果を表示するパノラマ画像を生成します。


手順3:変更したパノラマ画像をCintooにアップロードし、IDDモジュールのツールを使用して結果を確認します。


手順1

‘scan_id’を取得し、パノラマ画像のファイル名と関連付けます。


元の(ソース)HDパノラマ画像を使用するか、Cintooにアップロードされている画像(JPGファイル)をダウンロードして使用します。


この情報は、Cintooプロジェクト内のスキャンからパノラマ画像をダウンロードすることで簡単に取得できます。サードパーティの解析ソフトウェアで使用できるよう、自動的に書式設定されたCSVファイルも一緒に含まれます。次の記事をご覧ください:パノラマ画像のダウンロード。


Cintoo APIを使用して'scan_id'の情報を取得することもできます。APIドキュメントはこちらをご覧ください:Cintoo API - List Files。


手順2

この手順の詳細は、このドキュメントには含まれていません。解析の実行に使用しているサードパーティの解析ソフトウェアまたはプラットフォームでご確認ください。


手順3

点群や画像を使用して解析を実施したら、検査結果で色付けされた更新後の画像を取得します。

混乱や意図しない上書きを避けるため、これらの画像の名前を変更してもかまいません(例:元のファイル名image001.jpgに略称を追加して、解析結果のファイル名をimage001_rst1.jpgとします)。


検査データをインポートするためのCSVファイルを更新します。CSVファイルには、次の列が必要です(カンマ“,”で区切ります):

  • filename
  • x
  • y
  • z
  • qx
  • qy
  • qz
  • qw
  • scan_id:検査データが関連付けられるスキャンの一意の識別子
  • idd_type:インポートする検査データの性質を示すラベル

 

ファイル名を解析結果の.jpegファイル名に更新し、‘idd_type’(IDDドロップダウンリストに表示される名前)を追加します。


'idd_type'の場合:

  • 複数の検査(種類や日付が異なるもの)を行う場合があるため、IDDの命名規則を定めておくことをお勧めします。
  • たとえば、検査の種類を表す三文字の略称(例:錆の解析はRST、サーマル解析はTHLなど)に続けてアンダースコア、さらに日付を付けます(日付の形式は、YYMMDDなど、常に同じにする必要があります)。
  • 'idd_type'の値の例:RST_231220 = 「2023年12月20日の錆の解析」


CSVファイルを更新したら、画像ファイルと同じフォルダーに保存する必要があります。


インポート

検査データのインポートは、Cintoo Connectを使用した360°パノラマ画像のインポートと同様です。


1. Cintoo Connectの最新バージョンを使用していることを確認します(Cintoo Connectのインストール)。


2. 右上のAddドロップダウンメニューでInspection dataをクリックします。

 

3. Cintoo ConnectがInspection Dataタブで開きます。Blur - Facesを有効または無効にします。

  • このオプションはデフォルトで有効になっています。ぼかしを適用しない場合は、Noneオプションを選択します。
  • このオプションは、Cintooにアップロードされるスキャンに含まれるパノラマ画像に写っている顔を自動的にぼかします。
  • Cintooにスキャンをアップロードした後は、ぼかしを元に戻すことはできません。
  • 顔の自動ぼかしを適用するには、Blur Facesオプションを有効にせずにアップロードしたファイルをCintooプロジェクトから削除し、オプションにチェックを入れて再アップロードする必要があります。


4. Blur - Human bodies and car platesを有効または無効にします。

  • このオプションはデフォルトで無効になっており、Facesオプションが選択されています。
  • このオプションを有効にすると、Cintooにアップロードされるスキャンに含まれるパノラマ画像に写っている、顔を含む人体と車のナンバープレートが自動的にぼかされます。
  • Cintooにスキャンをアップロードした後は、ぼかしを元に戻すことはできません。
  • 自動ぼかしを適用するには、Blur Human bodies and car platesオプションを有効にせずにアップロードしたファイルをCintooプロジェクトから削除し、オプションにチェックを入れて再アップロードする必要があります。


警告:絶対に必要な場合にのみ慎重に使用してください。このオプションを有効にすると、スキャンのインポート時間が2倍になる可能性があります。


5. Select Inspection Data filesをクリックします。


6. 検査データのCSVファイルに移動し、Openをクリックします。


7. 対応するscan_idを持つスキャンデータが、すでにプロジェクトにインポートされていることを確認します。インポートされていない場合は、先にスキャンデータをインポートしてください。


8. Importをクリックして、アップロードプロセスを開始します。


アクション


1. アップロードしたIDDファイルは、選択したワークゾーンのデータタブのファイル構造内に、専用のIDDバッジ付きで表示され、フォーマットは「IDD画像」、カテゴリは「GeoImages」となります。このタイプのファイルでは、標準のアクション一覧を利用できます。


2. 編集ボタンをクリックすると、次の操作を実行できます。


権限:ドキュメントのアップロードとダウンロードの権限を含む役割を持つユーザーは、検査データを編集できます。


  • ファイルの名前の編集
  • インターフェースに表示される検査種類の追加と編集
  • スキャンIDの編集。入力ミスがあった場合に便利です。


更新をクリックして変更を保存します。


3. IDDファイルはプロジェクト内の任意の場所に配置できます。配置場所が、IDDファイルと元のスキャンとの関連付けに影響することはありません。


注:プロジェクトの構成によっては、データ管理をしやすくするために、IDDファイルを専用のワークゾーンに配置することもできます。


4. IDDファイルはリソース エクスプローラで確認できます。


検査データの表示

検査データをアップロードしたCintooプロジェクトとワークゾーンで、3D ビューに切り替えます。


検査データは、3D RGB、3D ナビ、スキャン & テレポート、および2D パノラミックの表示設定モードでサポートされています。


必要な位置から、検査データを使用して、錆、熱などのパラメーターを解析し、解釈できます。利用可能なすべての移動ツール(3D ナビとスキャン & テレポート)を使用して観察対象の周囲を移動し、必要な場合はタグのみを有効にします。


警告:次の形式のモバイルスキャン(Leica BLK2GO、NavVis Ivion、VLX、M6)およびViametrisスキャンでは、3D ナビモードで2Dパノラマ画像のテクスチャとIDDが表示されません。




ナビゲーションバーで、レイヤーアイコンで示される検査データボタンをクリックします。


トピックの一覧が表示されます。

  • なしがデフォルトの2D パノラマ画像です。
  • 対象の検査データをクリックします。


検査データを含む画像が表示されます。


補足情報

  • CSVのすべての行で‘idd_type’が空の場合、Cintoo Connectは、すべての行または一部の行で‘scan_id’が定義されているかどうかにかかわらず、画像を360°画像としてインポートします。


  • 次のいずれかに該当する場合、Cintoo ConnectはCSVファイルを‘invalid’(無効)として拒否し、何もインポートしません。
  • ‘idd_type’が定義されているが、少なくとも一つの行で‘scan_id’が定義されていない
  • 一部の行では‘idd_type’が定義されているが、他の行では定義されていない


  • 元のパノラマ画像(IDDなし)とIDD情報を、同じインポートバッチでCintooにアップロードすることはできません。


  • IDDファイルがインポートされ、すでに同じIDD_typeを持つスキャンにリンクされる場合、そのパノラマ画像は置き換えられます。

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